塾講師が選ぶ早慶附属高校受験用のお薦め塾(ガチ)

今回は、早慶附属高校受験に向けて、どこの塾がお薦めなのかということを、某進学塾で講師をしている私が本音を暴露します。

 

以前、早慶附属校が全国でも最難関の高校であるということは書きました。詳しくはこっちの記事を見てね。

早慶附属高校の偏差値

なので、独学で合格することはほとんど不可能。早慶附属高校の受験対策をしてくれる塾に入ってゴリゴリと勉強するのが、最も確実に合格できる道。

 

じゃあ、それってどこの塾なのって話なんだけど、忖度なしに言うと早稲田アカデミー(早稲アカ)一択

 

なぜかって、早慶附属高校の合格者数を早稲アカが独占しているから。早稲アカの1つの校舎だけで、数十名の早慶附属高校合格者を出してることもある。普通の進学塾なんて、全校舎で早慶附属高校10名合格者出ればすごいと言われてるのにね。

 

中学受験では最強を誇るSAPIXでさえ、高校受験での早慶附属高校合格実績では早稲アカと比べると残念そのもの。SAPIXは早稲アカよりも少人数だっていう人もいるけど、それって早慶附属高校を目指す子は早稲アカを選択しているってことの裏返しだしね。

 

私が講師として働いている某進学塾は早稲アカじゃないけれど、早慶附属高校に行くなら早稲アカさんだよねーって思うし、うちの塾内の社員もみんなそう思ってる。早稲アカが圧倒的すぎて、もはや「悔しい」という気持ちすら起きない

 

ということで、今は働いている塾の中では絶対に言えないことだけど、早慶附属高校目指すなら早稲アカ行くのが王道です。

 

でもね、早稲アカってめっちゃ高い壁(=厳しさ)があって、ごく普通の子が通うのは困難だと思う。私は塾業界にいるから、他塾の情報は会社としてめっちゃ収集してる。

 

そんな情報から得た早稲アカの厳しさを書いてみるね。

早稲田アカデミーの厳しさ

私が思う早稲アカの厳しさというのは、①すごーく優秀じゃないとついていけない、②入塾後もすごーく努力しなければいけない、③塾代がすごーく高い、という3つね。

すごーく優秀じゃないとついていけない

早稲アカは、学力別に複数クラスに分かれてる。その中でも「特訓クラス」というのが最上位(一部校舎除く)で、このクラスに入るために選抜テストが年間に何度もある。

 

まずはこの特訓クラスに常駐できないと早慶附属高校合格は危ないよ。実際、早稲アカの特訓クラスに入れなかったからという理由で早稲アカを諦めて、私が勤めてる某進学塾に入ってくる子は結構いるし。

 

ちなみに、早稲アカの特訓クラス常駐というのは、公立中学校の学年1位でも難しいレベル

 

まあ、早慶附属高校は入試で内申点を考慮しないから、特訓クラスには学校の定期テストに力を入れていない子も結構いるんだけどね。表現は悪くなっちゃうけど、「学校の定期テストなんて入試に関係ないんだからそこそこでいい。そんな暇あったら早稲アカの復習・宿題をやる!」みたいな感覚ね。

 

さらに驚くのは、早稲アカの特訓クラスに入れない子は「レギュラークラス」という下位クラスになるんだけど、早稲アカ以外の塾から見たら全然「下位」じゃない。その下位クラス(レギュラークラス)から、首都圏の公立高校トップ、日比谷とか西とか翠嵐とか浦和とか千葉とかに普通に受かってるからね。私立ならMARCH附属高校とか。

 

つまり、普通の塾の最上位クラスが、早稲アカの下位クラス(レギュラークラス)に相当するってことです。すごーく優秀な生徒じゃないと早稲アカは厳しいというのはこういうことね。

入塾後はすごーく辛い

早稲アカの宿題が膨大ということは聞いたことあるかもしれないけど、それは早稲アカでの辛さのほんの一部。

 

早稲アカでは、毎回の授業で小テストをするんだけど、その成績はクラス内で発表されるのはもちろん、校舎によっては壁に貼り出されます。だから、復習・宿題はガチでやらないと毎回の小テストで詰んで大恥をかくってこと。

 

さらには、頻繁にある塾内テストや外部模試の結果も当然のように壁に貼り出される。そして、それらの結果を踏まえてクラス分けが行われ、特訓クラスとレギュラークラスに分けられる。

 

ちなみに、特訓クラスとレギュラークラスとでは使用しているテキストが一部違う。なので、クラス分けで特訓クラス⇔レギュラークラスの移動があると、テキストを新たに購入する必要まで出てくる。

 

レギュラークラスから特訓クラスに上がるのならまだしも、特訓クラスからレギュラークラスに落ちた日には、ショック・恥ずかしい・テキスト購入というトリプルパンチを受けることに。これが「入塾後もすごーく辛い」の本当の意味ね。

 

早稲アカって、各中学校のトップクラスの子たちが、こんな激しい闘いを繰り広げているんだからね。早稲アカが早慶附属高校の合格者数を独占しているのも、この現実を知ると「そりゃそうだよね」と思ってしまう。

 

こんな過酷な世界、耐えられますか?

塾代がめっちゃ高い

そして最後の塾代だけど、これはここで詳しく書く必要はないかなって思う。まあ、中1から受験までの3年近くガチで通ったら、まともな車を買えるぐらいかかるらしい。

 

たしかに、私が勤めている某進学塾よりも早稲アカの月謝等は高いね。一般庶民ではかなり生活が苦しくなるかもしれない。

 

でも客観的に見て、高いだけの価値はあるよねとも思う。だって、早慶附属高校受験勉強に関しては、早稲アカは至れり尽くせりだからね。私の塾で早稲アカのようにしようとしてもできないし。早慶附属高校受験においてハイクオリティ・ハイプライスなのが早稲アカだと思うよ。

 

ということでまとめると、早慶附属高校に合格するには早稲田アカデミー(早稲アカ)で頑張るのが王道だけど、①すごーく頭良くて、②すごーく頑張れて、③標準以上に裕福な家、という3条件が必要だと思う。

 

さて、これだけだと早稲アカを礼賛するだけの意味不明な気持ち悪い文章になってしまう。なのでここからは、早稲アカとは違う選択肢について書くね。

早稲田アカデミー以外のお薦め進学塾と選ぶ基準

早稲アカ以外の塾で早慶受験を考えられるのは、SAPIX、臨海セミナー、ステップ、湘南ゼミナール、ena、栄光ゼミナールぐらいじゃないかな。どれもめっちゃ良い進学塾だから、「さすがに早稲アカは厳しいけど、早慶附属高校は目指したい!」って子は覗いてみて。

 

と言っても、どこが良いのか悩むよね。そんな時は、次の基準を参考にしてみてね。

早稲田アカデミー以外の進学塾を選ぶ際の基準
  • 早慶附属高校含む最難関対策のクラスが設けてある
  • いつでも使える自習室がある
  • 自宅から近い
  • 希望する早慶附属高校の合格実績がある
  • 公立高校受験に全振りしていない

この5つの条件に当てはまる塾ならば、通塾を前向きに考えてもいいと思うよ。

 

少なくともその塾のその校舎でトップをとることができれば、早慶附属高校合格の芽が出てくる。あなたにとって良さそうな進学塾、ありそうですか?

早慶附属高校受験に個別指導塾はお薦めできない

ところで、こういう話題になると必ずといっていいほど出てくるのが「個別指導塾は?」って話。結論から言うと、早慶附属高校を志望する子に個別指導塾は合わないと思う。

 

私は、大学生の頃に某大手個別指導塾で3年間、わりとガチにアルバイトしてた。働いてる講師たちはめっちゃ頑張ってるんだけど、あまりにも早慶附属高校受験の指導メソッドがなさすぎる。

 

ほとんどの講師は自己流の低レベルな指導だし、自分のテストやサークルを優先するいわゆるアルバイト感覚の講師もめっちゃいる。通ってくる生徒は公立高校志望の普通の子たちばかり。

 

つまりね、個別指導塾ってのは、「勉強と部活をそこそこ両立させながら、Vもぎや北辰テストで偏差値60ぐらいの高校に行けたらいいな!」ぐらいの子にピッタリの塾。だから、早慶附属高校受験をするには、講師レベルも生徒層も合わなさすぎるってことです。

 

「苦手な英語と数学を個別指導塾で教わって、早慶附属高校を目指す!」なんてのは、完全にミスチョイスだから気をつけて。

まとめ

結構長くなってしまったのでまとめるね。

 

早慶附属高校に合格するために通うべき塾は、早稲田アカデミーがベスト。ただし早稲アカには、すごーく優秀な子が、死ぬほど頑張ってて、月謝も高いという壁がある。

 

そこで、「早稲アカはキツそう」って子は、早稲アカほどではないにしても早慶附属高校合格実績がある塾に目を向けてみて。SAPIX、臨海、ステップ、翔ゼミ、ena、栄光とかね。

 

このなかで、「早慶クラス有り」「自習室有り」「できれば近所」「合格実績有り」「公立寄り過ぎじゃない」という基準で選ぶ。

 

個別指導塾は即却下。

 

忖度なしで書いたから、人によっては不愉快に思う内容・表現があったと思う。でもね、これは某進学塾の早慶クラスを担当してる私が、早慶附属高校に本気で合格したいって子に向けて本音を書きました。

 

異論・反論待ってます笑