早慶附属高校を合格しやすい順に並べてみた

早慶附属高校は、どこも超難関。どれぐらい難関かというと、3教科受験の全国全ての高校の中で最も偏差値が高いっていうね。

 

男子は、①慶應志木、②早稲田実業、③早大本庄、④早大学院、⑤慶應義塾の順に、3教科の偏差値トップ5を独占。女子も、①慶應女子、②早稲田実業、③早大本庄という具合。

 

なんなら慶應女子は、3教科とか性別とか絞らなくても、筑駒、灘に次ぐ全国3番目の高偏差値。凄まじいレベルだよね。

 

それはそうだよ。どこもほぼ100%、私立大学最高峰の早慶大学に進学できるんだから。

 

でもね、実はそんな早慶附属高校にも、比較的合格しやすい学校がある

 

私は、某進学塾の早慶附属高校受験クラスの講師をしてる。「早慶附属高校ならどこでもいいから入りたい!」って子たちに毎日接してる。で、学力的にギリギリな子でも、結構合格できちゃってる早慶附属高校がある。

 

そんな狙い目の早慶附属高校を、男子と女子に分けて書くね!

合格しやすい早慶附属高校(男子編)

さて、まずは男子から。

 

男子で合格しやすい狙い目の早慶附属高校は、早大学院と慶應義塾、この2つだよ!

 

えー!早大本庄じゃないの?って声が聞こえてきそう。違うんだなー。その理由を説明するね。

 

まず、早大学院がなぜ合格しやすいのか。それは、入試日が慶應志木の2次試験の重なることと、小論文があることという2つの理由による。

 

慶應志木は男子が行く早慶附属高校の中で最難関。筑駒や開成の併願校だからね。私がこれまでみてきた子でも、慶應志木は不合格だったけど開成には受かったって子が何人もいるよ。

 

それぐらい難しい慶應志木だけど、1次入試をクリアすれば、あとは2次の面接だけ。この2次面接が、早大学院の入試日と重なってるの。

 

つまりね、早大学院を受験しない早慶附属高校受験者の上位層がたくさんいるってこと。これはすごーく大きい。

 

さらに、早大学院の入試には小論文という特殊なテストがある。これはそれなりに対策が必要だから、かなり面倒で、受験者をふるいにかける効果がある。貴重な受験勉強の時間を小論文という特殊なものの対策に割くほど、早大学院を強く志望してる子が欲しいってことだよね。

 

だから、それほどまでは思ってない子、つまり筑駒・開成組みは、早大学院をスルーすることが多い。小論文なんて面倒なテストがある早大学院じゃなくて、慶應志木の2次面接受けるわ」ってね。

 

このように、早大学院は他の早慶附属高校と比べて受験者層が低めだから毎年、早大学院に引っかかった!っていう子がたくさん出てくるよ。

 

なので、早慶附属高校になんとしてでも行きたいのなら、しっかりと小論文対策をして早大学院を受けてみて。小論文はあくまでもサブにすぎず、メインはいつもの3教科だってこともお忘れなく。

 

そして、合格しやすいもう1校が慶應義塾。ここは、入試日が開成高校と重なってるのが大きい。

 

筑駒・開成組みが受けないってことだから、純粋に早慶附属高校志望の子たちの争いになる。早慶附属高校4つ受けて慶應義塾だけ受かったって子は多いよ。狙ってみてね!

 

さて、念のため早大本庄についても書いておくね。

 

早大本庄は、入試日が他の高校と重なってないの。ピンからキリまで受験する。慶應志木とともに、筑駒・開成組みの併願校になってる。だから、受験者の中に上位層がごっそりいるわけ。

 

さらに、早大本庄は数学の問題が少ないため、1問あたりの配点がめっちゃ大きい。それでいて、早慶附属高校の中では最も平易な問題を出すから高得点勝負になる。つまり、数学のケアレスミス1つで、合否が変わる可能性があるってこと。

 

早慶附属高校の中で、「いつもはできてるのに、なんで…泣」ってことが頻繁に起きるのが早大本庄だよ。田舎にあるとか、合格者数が多いとかってことに惑わされないでね。

 

ここまで来たら、早稲田実業も書くね!

 

早実は、合格者数の少なさがキツイ。チャレンジするのに勇気がいるよ。

 

入試日は、合格しやすい慶應義塾と同じだから、「絶対に早稲田がいい」「共学じゃないと嫌だ」「家がめっちゃ近い」って子でなければ、慶應義塾の方が安心・安全でおすすめ。

 

男子についてまとめると、合格しやすさは①早大学院、②慶應義塾、③早大本庄、④早実、⑤慶應志木ってなるね。

合格しやすい早慶附属高校(女子編)

えーと、本当に申し訳ないんだけど、女子向けの合格しやすい早慶附属高校は残念ながらないの。

 

しいて挙げれば早大本庄だけど、男子の早大学院や慶應義塾のような安心感はない実際、慶應女子受かったけど早大本庄は落ちたって子、結構いるからね。

 

慶應女子と早実は、一般的には慶應女子の方が難しいって言われてるけど、早実もめっちゃヤバいよ。文系得意なら慶應女子、みたいな決め方でもいいくらい。ほんの僅かな差で慶應女子のほうが難しいってレベルです。

 

ということで女子の合格しやすさは、①早大本庄、②早稲田実業、③慶應女子ね。

 

で、この3校落ちちゃったら青山学院、明大明治、ICUぐらいしかないでしょ、附属だと。どれもいい学校だけど、早慶志望からすると残念感は否めない。

 

毎年、すごーくよくできる女の子が早慶附属高校に全敗して、都立・県立や滑り止めの私立に泣く泣く進学するってケースがある。そういうケースは男子のそれよりはるかに多い。男子と比べると不公平感ハンパないよね。

 

早慶附属高校志望の女の子は保険として、5教科頑張って筑附やお茶女等の国立を併願するのもおすすめだよ。

まとめ

今回は、早慶附属高校を合格しやすい順に書いてみた。意外な点もあったかもしれないけれど、私がこれまで見てきた子たちのことを考えると、これがリアル。

 

男子なら早大学院か慶應義塾、女子は早大本庄が狙い目だよ。

 

ただし、これはあくまでも「早慶附属高校ならどこでもいい」っていうギリギリラインの子が仕方なく考えること。あなたが早慶附属高校を選ぶぐらいのレベルまで学力を上げられるように頑張ってね。