早慶附属高校の併願校は栄東高校がオススメ!その理由は?

こんにちは。某進学塾で早慶附属高校受験クラスを担当している講師・ナナです。

早慶附属高校は、言わずと知れた全国最難関高校。だから、入試では滑り止めの私立高校を受けておくべき。

でね、早慶附属高校の受験生にとって最適な滑り止め私立高校がある。それは、埼玉県にある私立の栄東高校。

今日は、私が栄東高校をオススメする理由について、栄東高校の受験システムとあわせて説明するね。

早慶附属高校の併願校最有力の栄東高校とは

栄東(サカエヒガシ)高校( https://www.sakaehigashi.ed.jp/ )は、偏差値70超の私立高校。埼玉県の私立高校では、偏差値も大学進学実績もトップ。東大への合格者数でも、埼玉県立高校の王者・浦和高校を凌ぐこともあるほど。滑り止めというには失礼に当たるほど素晴らしい学校ということね。

私はテレビ嫌いだから詳しくないけど、クイズ番組なんかでも栄東高校は好成績で目立ってるらしいよ。こういうことから、世間一般からも賢いイメージができつつある高校ね。

所在地は埼玉県さいたま市。新宿からは湘南新宿ラインで40分ぐらい。で、最寄りの東大宮駅から徒歩8分。キミがどこに住んでいるかによるけど、埼玉県外から通うのは時間と体力を結構使うかもね。でも、それを補って余りあるほど良い学校。

私が働いている塾からも、早慶高校の滑り止めとして受験する子はめっちゃ多い。その理由を書いていくね。

栄東高校が早慶附属高校の併願校としてオススメできる理由

理由1:入試日が早い

栄東高校の入試日は、毎年1月20日頃。早慶附属高校の入試日が2月上旬~中旬ということを考えると、ちょうどいいタイミング。

合格後にある入学金の納入も、早慶附属高校合格発表まで待ってもらえる。何十万もの捨て金をしなくて済むのは、親御さんにとっても嬉しいよね。

理由2:併願確約に駿台模試が使える

私立高校の場合、公立向けの模試(Vもぎ、北辰等)の偏差値を使って併願確約をもらうことができるところが大半。でも、早慶附属高校以上を目指す子たちは、そんな簡単な模試を受けないケースも多い。

でもね、栄東高校は駿台模試の結果も併願確約の基準として見てくれる。これは本当にありがたいよ。年度にもよるけど、駿台模試で3教科偏差値55あれば、東医クラス(東大、医学部を狙う最上位クラス)の併願確約がもらえるよ。

このシステム、早慶附属高校をガチで目指している子で駿台模試55未満はあまりいないだろうから美味しいよね。あと、学校への個別相談は親のみ(生徒不在)でもOK。お父さん・お母さんに併願確約の相談・面談に行ってもらえば、その時間、キミは勉強に専念できるね。

理由3:特待生制度がモノサシになる

栄東高校の最上位である東医クラスには、3つの特待コースが存在するよ。入学金無料の特待B、入学金+1年間無料の特待A、入学金+3年間無料の特待Sの3つね。

栄東高校では一般入試とは別に、特待用の入試があるの。これ、内申点は関係なく、入試当日のテスト結果のみ見られる。でね、3教科と5教科のどちらか選ぶこともできる。このテスト結果は、特待S、特待A、特待B、特待無し、不合格として出てくる。

私の教え子たちの結果を見ると、だいたい次のような感じになるよ。

  • 特待S合格:早慶複数校合格が多い
  • 特待A合格:早慶1校合格が多い
  • 特待B合格:早慶はかなり厳しい
  • 特待無し合格、不合格:早慶合格は見たことない

こんな感じに、栄東高校の特待入試は、併願確保だけでなく、入試直前期における早慶合格のモノサシになるってわけ。

理由4:最強のお守りになる

栄東高校は、私立高校の中ではかなりの大学合格実績を誇っている。

栄東高校の東大合格者については前述のとおりなんだけど、早稲田大学・慶應義塾大学なら、現役で200人以上もの合格者が出てる。普通にすごくない?

そんな優良進学校である栄東高校の入学金+3年間無料の特待Sを取れたらどう? 本命である早慶附属高校入試のこの上もないお守りになるでしょ。

栄東高校を早慶附属高校と併願するデメリット

ここまで、栄東高校を早慶附属高校の併願校とすることのメリットを書いてきた。でもね、1つだけ栄東高校を併願することのデメリットがあるから書いておくね。

栄東高校を早慶附属高校の併願校とすることのデメリットは、入試対策が必須だってこと。滑り止めだからといって無策で臨むと、特待Aや特待Bに甘んじる可能性がある。

なぜなら、栄東高校の特待入試の問題がめっちゃ難しいから。もしかしたら早慶附属高校の問題よりも難しいかもしれない。舐めてかかると泣きを見るよ。

あとね、特待Sが取れないと精神的に不安定になることがある。これまでの私の教え子たちの中にも、特待Aしか取れずにメンタル崩壊で早慶全滅して、泣く泣く都立に行った子がいたよ。駿台模試では偏差値70近くをとっていたのにも関わらず。

何事も獅子博兎だよ、ほんとに。

まとめ:早慶附属高校併願に栄東高校をオススメできる理由

ここまでの内容をまとめるね。

埼玉県にある私立栄東高校は、早慶附属高校の併願校としては最適だよ。その理由は次のとおり。

  • そもそも栄東高校は大学進学においてとても優秀
  • 入試日が早い(2月20日頃)から、腕試しになる
  • 併願確約の基準で駿台模試の結果が使えるから早慶志望者と相性がいい
  • 早慶受験のモノサシになる(特待S合格できれば早慶合格率は高い)
  • 特待S合格は入学金+3年間無料だから精神的に安心できる

とはいえ、栄東高校の入試問題は激ムズ。特待S合格を着実に取れるように、入試対策も万全にしておいてね。舐めてかかると足をすくわれるからね。