早慶附属高校の入試は2月上旬に行われます。
ということで、早慶附属高校を目指す中学3年生にとって、冬休みはまさに直前期。最後の追い込みをかける大切な時期。この過ごし方を間違えると、合格は一気に遠のいてしまいます。
そこでこの記事では、早慶附属高校志望の中学3年生は冬休みをどのように過ごすべきか、具体的に書いていきます。
まず、早慶附属高校を目指す中学3年生であれば、9割以上の子が塾に通っているはず。独学や通信だけで早慶附属高校に合格するって、奇跡みたいなものだからね。ということで、塾に通っていることを前提に書き進めますね。
塾に通っているということは、冬期講習があるよね。塾によっては、正月特訓とかもあるかもね。つまり、冬休み期間はほぼ毎日、塾の授業を受けていると思います。
で、塾側もガチだから、長時間拘束されているはず。しかも、時期的に問題演習中心の授業がほとんどだから、冬期講習を受けることの体力的な消耗は甚大。ヘトヘトになって帰宅だよね。
でもね、早慶附属高校に合格しようと思うなら、冬期講習だけで満足してたらダメ。冬期講習と並行してやらなければならないのは、入試で合格点をとるためのあなた独自の弱点補強です。その具体的な方法を教えます。
まず、入試で合格するためには3教科合計で何点をとる必要があるのか試算する。早慶附属高校の場合、3教科300点満点中180点超えれば合格ってことが多い(学校や年度により違いはあるけどね)。この180点をどうやってとるのか、科目ごとに考えてみる。
例えばあなたが文系なら、英語80点、国語60点、数学40点とか。あなたが理系なら、英語60点、国語50点、数学70点とかね。ここまで試算したら、今度はそれをどうやって実現するのかを考える。
じゃあ仮に、あなたが慶應義塾高校を志望しているとするね。慶應義塾高校の過去問本を見てみると、頻出の単元が一覧になってるよね。ちなみに、志望校の過去問本を持っていないなんて論外だからね。
万が一持っていない場合は、すぐに近くの本屋さんで買ってきて。慶應義塾高校の場合、「計算、因数分解」「数の性質、数の表し方」「方程式の応用」「二次関数」「平面図形(計量)」「平面図形(証明・作図)」「空間図形(計量)」「場合の数・確率」が頻出で、次の入試でも出題される可能性が高い。
この中で、あなたの得意単元と見比べながら、実際の入試でどの単元を正答すべきかを考える。それが決まれば、あとは集中的にその単元の問題を解きまくる。で、その単元については、あらゆる問題について「秒」で正答できるように頑張る。
こうやって目標点を確実に超えられるように、ビッシビッシと自分を鍛えて。これを、冬期講習の復習・宿題・予習と並行してやっていくわけ。
「そんなの無理」って思って手を抜いたら落ちます。「たしかにそうだ!ぶっ倒れてもやり遂げよう!」って頑張る子が合格します。
これまで、早慶附属高校に合格していった子たちは、常人には想像もつかないほどの努力をしているんです。これもそう。だから、これを読んでくれているあなたも頑張って!